山梨県立富士山世界遺産センター

Yamanashi Prefectural Fujisan World Heritage Center

 

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センターについて

富士山ライブラリー


日本最古の歌集「万葉集」にはじまり、歴史書、紀行文、小説、写真集と、古来さまざまな作品に富士山は登場します。その雄大な姿は、日本人のみならず、海外の作家や芸術家にも大きな影響を与えてきました。

富士山ライブラリーでは、こうした富士山に関連するさまざまな図書を取り揃えています。また、富士山にまつわるトークイベントやワークショップを定期的に開催するほか、美術家・山口晃氏による大型作品もご覧いただけます。館内の各展示と連動する構成となっており、富士山への理解を深めるきっかけとして、こどもから大人まで、どなたでもお楽しみいただけます。


富士山ライブラリーには大きく4つのテーマに分かれています。

ひとつめのテーマ「Sense of Wonder / 美しき大自然のふしぎ」では、展示「Ⅰ. 世界遺産 富士山を知る」の内容と繋がりのある図書を取り上げます。富士山の魅力を目で楽しむ大型の写真集や絵本をはじめ、自然界のおもしろさや美しさを伝える作品が並びます。

ふたつめのテーマ「Her Landscape / 芸術家たちの富士」では、展示「Ⅱ. 信仰の対象・芸術の源泉」の内容と繋がりのある図書を取り上げます。 "信仰"と"芸術"をキーワードに、「富士山」という存在が私たち日本人の文化や暮らしにいかに大きな影響を与えたのか、その歴史的背景を読み解きます。


みっつめのテーマ「Wandervogel / 富士山のすすめ」では、展示「Ⅲ. 富士山の世界を体験する」の内容と繋がりのある図書を取り上げます。ここでは登山の基礎知識やアウトドアの楽しみ方が学べるほか、ノンフィクション作品を通してさまざまな視点から富士山を追体験することができます。

最後の「Our Planet / この世のありとあらゆる、うつくしいもの」では、展示「Ⅳ. 富士山を未来へ」の内容と繋がりのある図書を取り上げます。世界遺産富士山とその構成資産について理解を深め、自然と人間との共存について考えるヒントとなるような作品と出会うことができます。

是非、お気に入りの1冊を探してみてください。

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